筆者:元・大手2社の人事・チームリーダー(面接官を経験)
「他社の選考は受けていますか」。答えに迷う人が多い質問です。結論から言うと、事実をそのまま、軸と一緒に伝えるのが基本です。
なぜ聞かれるのか
- 入社の意欲と優先順位を知りたい
- 内定を出した場合に、承諾してもらえるかを知りたい
- 選考のスケジュールを調整したい
落とす目的で聞くことは、ほとんどありません。
避けたい答え方
- 受けていないのに「たくさん受けています」と盛る
- 受けているのに「御社だけです」と言う
- 他社の社名を細かく話しすぎる(聞かれた範囲で十分です)
伝え方の3点セット
- 事実(受けている件数・段階)
- 選ぶ軸(どういう基準で受けているか)
- その会社への気持ち
回答例
他社も受けている場合
「同じ業界で2社の選考を受けています。〇〇に携われることを軸に探しており、その中でも御社は△△の点で、特に志望度が高いです」
他社を受けていない場合
「現在、他社の選考は受けていません。〇〇を軸に絞って探しており、御社に集中して臨んでいます」
すでに内定がある場合
「1社から内定をいただいています。〇月末までに回答する予定です。御社への志望度が高いため、選考結果を待ちたいと考えています」
→ 事実と期限をそのまま伝えたほうが、誠実だと受け取られます。
気をつけたいこと
- 内定の有無・回答期限は、嘘をつかない
- 比較している他社の悪口は言わない
- 志望動機との話の筋を合わせる(志望動機の組み立て方)
準備のチェックリスト
- ☐ 受けている件数と段階を、整理している
- ☐ 選ぶ軸を、一言で言える
- ☐ 内定の回答期限を、把握している
一人で進めるのが不安なときは
複数社の選考の進め方や、回答期限の調整は、エージェントに相談できる場合があります。
※本記事は、筆者の採用現場での経験にもとづく一般的な解説です。企業によって、対応は異なります。
Last Updated on 2026年10月14日 by ひらや
