筆者:元・大手2社の人事・チームリーダー(面接官を経験)
「志望動機を教えてください」。ほぼすべての面接で聞かれる質問です。ここで差がつくのは、文章のうまさよりも、「なぜ、うちの会社なのか」が伝わるかです。
差がつかない答え方
「御社の理念に共感しました。成長できる環境だと思います」
どの会社にも言える内容です。面接官は「この人は、他社でも同じことを言うのでは」と感じます。
面接官が見ているポイント
- やりたいことが、はっきりしているか
- その会社でなければならない理由があるか
- 入社後に、活躍する姿が想像できるか
志望動機の5ステップ
- これまでの経験(一言で)
- そこで気づいたこと・やりたいこと
- その会社を選んだ理由(事業・仕事内容・環境のうち、具体的な1点)
- 入社後に活かせること
- 入社後に挑戦したいこと
回答例
「前職では〇〇を担当し、△△の経験を積みました。その中で、□□にもっと関わりたいと考えるようになりました。御社は◇◇に力を入れており、私のやりたいことを実現できると考えています。前職で身につけた△△を活かし、入社後は□□に挑戦したいです」
「〇〇」「△△」は、自分の経験に置き換えてください。
「なぜ、うちなのか」を作る方法
- 求人票の「仕事内容」「求める人物像」から、1点を選ぶ
- 公式サイトの事業内容や採用ページで、具体的な取り組みを1つ調べる
- 自分の経験と、その1点をつなげる
求人票の読み方は、面接の質問は求人票の「求める人物像」の確認で解説しています。
よくある失敗
- 会社の理念や知名度だけを理由にする
- 「成長したい」だけで、何をしたいかがない
- 転職理由と、志望動機の話がつながっていない
- 待遇や休みの話だけで終わる
準備のチェックリスト
- ☐ 1分以内で話せる
- ☐ 「その会社でなければならない理由」が1つある
- ☐ 転職理由と話がつながっている
- ☐ 入社後にやりたいことを、具体的に言える
転職理由とのつなぎ方は、面接で転職理由を聞かれたらもあわせてご覧ください。
一人で整理するのが難しいときは
志望動機は、第三者に話すと整理しやすくなります。20代向けのエージェントには、面接対策の中で志望動機を一緒に考えてくれるサービスもあります。
※本記事は、筆者の採用現場での経験にもとづく一般的な解説です。回答例は、そのまま使わず、ご自身の経験に置き換えてください。
Last Updated on 2026年10月14日 by ひらや
