「もっと仕事のスピードを速めたい!」
「あの人はなんで仕事のスピードが速いんどろう?」
みなさんは仕事をしている時に、このように感じたことはありませんか?
この記事では、「仕事のスピードが速い人」が実践している、5つの手順について紹介します。
この記事を読むことで、「仕事のスピードが速い人」は具体的に何をしているかの手順が明確になり、
自身でもその手順を実践することで、仕事のスピードを速めることができるようになります。
では早速、「仕事の速い人が実践している5つの手順」について見ていきましょう。
「仕事のスピードが速い人」が実践している5つの手順
「仕事のスピードが速い人」は、下記5つの手順を実践しています。
- バラバラになっている情報の整理をする
- 整理した情報をよりわかりやすく解釈する
- 解釈した情報を元に相手との認識をすり合わせる
- すり合わせた情報をもとに行動計画を立てる
- 行動計画をもとに実行する
言葉だけなら非常に簡単なことのように思えますが、仕事の現場では様々な障害が立ち塞がり、素早く実行に移すことが難しい場合があります。
一つずつ見ていきましょう。
1.バラバラになっている情報を整理する
「バラバラになっている情報を整理する」ことは、
数多くある情報の中から今必要な情報が何かを選別し、必要な情報だけを目的に沿って論理的に繋げること
です。
前回の記事でもお話ししたように、
一般的に他人の話から得られる情報はまとまっていないことが多く、色々な情報が分散しています。
仕事のスピードを速めるためには、
そのバラバラになっている情報の中から、
目的に向けて本当に必要な情報だけをピックアップすること。
そして必要な情報を目的に沿って論理的に並べ直すことが必要です。
仕事の場面でも、状況が整理できていないまま仕事を進めようとしている人が、意外と多く見受けられます。
整理できていないまま仕事に取り組んでいる状況は、
・不必要な情報のせいで余計に考える時間がかかってしまう
・逆に必要な情報を加味していない逆に必要な情報を加味していない
と、仕事のスピードが遅くなってしまう要素が盛りだくさんです。
近道のように見えて、実は遠回りしている状況になっていることを意外と気づいていないんです。
ぜひこの記事を読んでいるみなさんも、自分が情報を整理できているか、紙などに書き出してみてください。
そして、情報が整理できている状態と、整理できていない状態でどれだけ仕事のスピードが違うかをご自身で体感してみてください。
2.整理した情報をよりわかりやすく解釈する
整理した情報は、自分の中でよりわかりやすく使いやすいように解釈をしておきましょう。
仕事のスピードを速めるためには、自分の中で正しく解釈された情報を用いることが大切です。
なぜなら、自分の頭で解釈している情報と解釈していない情報では、その情報を扱う際に大きなスピードの差が生じるためです。
自分の言葉で説明できるほど理解している情報と、その情報が持つ要素を一つ一つ確認しなければいけない情報とでは、扱うときに大きなスピードの差が出ることは、自明の理かと思います。
解釈するための具体的な方法は、過去の記事をご覧ください。
3.解釈した情報を元に相手との認識をすり合わせる
「相手との認識をすり合わせること」とは、
「自身が解釈した事柄」と「相手の認識」の間に、齟齬(ズレ)が生じていないかを確認すること
です。
相手との間に認識の齟齬(ズレ)があったまま仕事を進めると、
最終的な納品物が相手のイメージと異なっているものになるため、大幅にやり直す必要が出てきます。
そのため相手との認識をすり合わせることは、
スピードを「速める」というよりは「遅くならない」ために行うことと考えてもいいかもしれません。
相手との認識をすり合わせるための具体的な方法についても、過去の記事に書いてあるのでご興味のある方はぜひ読んでみてください。
4.すり合わせた情報をもとに行動計画を立てる
「すり合わせた情報をもとに行動計画を立てる」ことは、
相手との認識に齟齬が無い情報を基に、ゴールまでの道筋を逆算して計画を立てる
ということです。
まず行動計画を立てる前提として、相手との認識をすり合わせておく必要があります。
なぜなら、相手との認識に齟齬があるままゴールまでの道筋を立てていたとしても、そのゴールのイメージがズレていたら大幅なやり直しが必要になってしまうためです。
認識のすり合わせができたら、
次はゴールまでの道筋を逆算して、現在とゴールまでの道筋を繋げておきましょう。
ゴールまでの道筋を逆算するというのは、
ゴールを起点として、そのゴールに近いものから順番にやらなければいけないことを洗い出していくことです。
詳細な逆算の方法(行動計画の立て方)は、こちらの記事をご覧ください。
5.行動計画をもとに実行する
行動計画が立てられたら、最後は実行あるのみです。
具体的かつ、実現可能性の高い行動計画を立てられていれば、この実行のフェーズは簡単です。
なぜなら、無理なく立てた行動計画の通りに実行に移していくだけだから。
そのため、仕事をスピーディーに消化していくことができます。
しかし中には、行動計画を立てられているのに、実行に移せない方が多くいらっしゃいます。
それはなぜか。
理由は簡単で、
行動計画が抽象的、あるいは実現可能性の低い(難易度の高い)内容になっているから。
この記事を読んだ方で、「実行のフェーズがうまくいかない」という方は、ぜひ今一度ご自身の行動計画を振り返ってみてください。
曖昧になっている内容や、希望的観測で立てている行動計画があるかもしれません。
「仕事のスピードを速めること」は評価に直結する
ここまで、仕事のスピードを速めるための5つの手順について書いてきました。
仕事のスピードを速めることは、気持ちさえあればできることのよう思えますが、仕事は気持ちだけではうまくいきません。
仕事で評価されるようになるためには、納品物の質と量の両方が必要になります。
ここまで述べてきた5つのステップを実践することで、あなたはその質と量のどちらも得ることができるはずです。
ぜひ記事を繰り返し読んでいただき、ご自身のスキルアップに繋げてみてください。
実践したあなたが、評価されるようになることを心から願っています。
Last Updated on 2023年8月10日 by ひらや
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