筆者:元・大手2社の人事・チームリーダー(面接官を経験)
「あなたの短所を教えてください」。答えにくい質問ですが、面接官が知りたいのは、短所そのものよりも自分を客観的に見て、改善しようとしているかです。
避けたい答え方
「完璧主義なところです」と、長所のような短所を言う
準備された答えに聞こえやすく、面接官には中身が見えません。反対に、仕事に支障が出る短所(遅刻が多い、など)を、改善策なしで話すのも避けましょう。
伝え方は「3点セット」
- 短所(一言で)
- それで困った場面(具体的に)
- 今、どう改善しているか
回答例
① 優先順位をつけるのが遅い
「複数の業務が重なると、優先順位の判断に時間がかかることがあります。今は、朝に一日のタスクを書き出し、期限と重要度で並べ替えるようにして、対応が遅れることは減りました」
② 人に頼るのが遅い
「一人で抱え込み、相談が遅れることがありました。今は、30分進まなければ先輩に相談すると決めて、手戻りを減らしています」
③ 慎重すぎて動き出しが遅い
「確認を重ねてから動くため、着手が遅くなることがありました。今は、方向性だけ先に共有して、並行して進めています」
→ どれも、改善の行動まで話しているのがポイントです。
選び方のコツ
- 応募する仕事で致命的にならない短所を選ぶ
- 本当にある短所を選ぶ(深掘りされても答えられるように)
- 改善の行動が、実際にやっていることである
求人票の人物像と見比べる方法は、面接の質問は求人票の「求める人物像」の確認で解説しています。強みの伝え方は、面接で「あなたの強み」を聞かれたらをご覧ください。
準備のチェックリスト
- ☐ 短所を、一言で言える
- ☐ 困った場面を、具体的に話せる
- ☐ 改善の行動が、実際にやっていることである
一人で整理するのが難しいときは
自分の短所は、自分では気づきにくいものです。第三者に話すと、整理しやすくなります。20代向けのエージェントには、面接対策で自己分析を手伝ってくれるサービスもあります。
※本記事は、筆者の採用現場での経験にもとづく一般的な解説です。回答例は、そのまま使わず、ご自身の経験に置き換えてください。
Last Updated on 2026年10月14日 by ひらや
