後輩の相談に乗るのが苦にならない。人事や教育の仕事に興味がある。理不尽な上司に振り回された経験から、「自分は人を支える側に回りたい」と思った。
そんな人が一度は検索するのが、国家資格のキャリアコンサルタントです。ただ、養成講習の受講料は30万〜50万円ほどかかるため、二の足を踏む人も多いはずです。
実はこの講習、国の教育訓練給付金を使うと、自己負担を大きく下げられます。この記事では、平社員が知っておきたい費用と条件だけを短くまとめます。
結論:条件を満たせば、自己負担は6万〜10万円ほど
キャリアコンサルタントの養成講習には、国の「専門実践教育訓練給付金」の対象になっているものがあります。給付率は段階的に上がり、最大で受講料の80%が戻ります。
| 段階 | 給付率 | 受講料297,000円の講習の自己負担 |
|---|---|---|
| 受講中 | 50% | 148,500円 |
| 国家試験に合格し、雇用保険に入って働いている | 70% | 89,100円 |
| さらに、修了後の賃金が受講前より5%以上上がった | 80% | 59,400円 |
働きながら受講して、在職中に合格した場合も70%の対象になります。
使える人の条件(初めて使う場合)
- 雇用保険の加入期間が2年以上あること(社会人3年目あたりから使えるようになります)
- 受講する講習が「専門実践教育訓練」の指定を受けていること
- 受講開始日の2週間前までに、ハローワークで受給資格の確認を受けること
3つ目の期限を過ぎると、給付金は1円も戻りません。講習に申し込む前に、手続きの順番を確認しておくのが安全です。
資格を取るまでの総額と、合格率
講習の受講料のほかに、国家試験の受験料38,800円と登録費用17,000円がかかります。給付金80%の場合、資格を取るまでの総額は11万〜16万円ほどです(受講料が28.53万〜49.94万円の22講座で計算)。
国家試験は学科と実技の2つに合格する必要があり、直近3回で両方に一度で合格した人は46〜60%でした。講習を選ぶときは、受講料だけでなく、面接ロールプレイの練習量も比べてください。
どの講習を選べばいいか
講習ごとの受講料、合格率、給付金を使った後の自己負担は、姉妹サイトの「ジッシツ」で比べられます。厚生労働省の検索システムに載っている公開データを、キャリアコンサルタント養成講習22講座分まとめた表があります。
- キャリアコンサルタント養成講習22講座を厚労省の公開データで比較(受講料・合格率・満足度・自己負担)
- 6つの質問で、自分に合う講習と自己負担の目安がわかる診断
- 給付金をもらう手続きの順番(申し込みの前にやること)
- 国家試験の合格率と難易度
※ジッシツは、ヒラのミカタと同じ運営者による姉妹サイトです。リンク先の記事には広告(PR)が含まれます。給付金を受けられるかどうかは、加入期間や過去の受給歴などで変わるため、必ずお住まいを管轄するハローワークで確認してください。
出典:厚生労働省「教育訓練給付金」、厚生労働省「キャリアコンサルタント試験の概要」「キャリアコンサルタント試験結果の概要(第30回〜第32回)」、ハローワークインターネットサービス「教育訓練給付金」
Last Updated on 2026年10月19日 by ひらや
